土佐犬パーク 破産

高知市の桂浜で「とさいぬパーク(旧土佐闘犬センター)」を運営していた「パークサービス高知」(同市、弘瀬隆司社長)が、高知地裁から破産手続きの開始決定を受けていたことが分かりました。

 

家の近所に土佐犬が数匹飼われていることと、昨年夏に高知城を訪問しているので、 気になるニュースでした。

 

パークサービス高知(前身の土佐闘犬センター)は、弘瀬氏の父親(故人)が1964年に創業。1973年から現在の場所で闘犬場や喫茶飲食、土産物販売業を営んできた。1996年に個人経営から株式会社に組織変更し、当時の多額の負債が法人に引き継がれた。

 その後、2000年に高知県のいわゆる「闇融資問題」が表面化。高知県幹部が土佐闘犬センター救済を求める念書を四国銀行に差し入れ、多額の無担保融資が行われていたことが発覚した。

 こうしたことが一因になり、土佐闘犬センターは2001年、高知地裁民事再生法の適用を申請。しかし、債権の大部分を放棄するという再生案に最大債権者の四国銀行が反対し、手続きは廃止された。土佐闘犬センターは2002年にパークサービス高知に改組し、四国銀行や取引先への返済を続けてきた。

 東京商工リサーチ高知支店によると、パークサービス高知の売上高は大河ドラマ龍馬伝」放送翌年の2011年12月期には10億円を計上したが、その後は年々減少。2014年12月期には4億円台半ばまで減っていた。

 

私も小さな会社を経営してるので、破産のニュースは目に留まる事が多々あります。 創業するより、1年でも長く続けていく事の難しさを感じる今日この頃です。